FTM-6000/FTM-6000S
144/430MHz デュアルバンド FM トランシーバー
主な特徴
● よく使う機能を簡単に呼び出せるシンプル・快適操作 新操作感覚 E2O-III (Easy to Operate-III)
● VFO、メモリーチャンネルに関係なく簡単に登録/呼び出しができるプライマリーメモリーグループ(PMG)機能
● メモリーチャンネルをバンドごとに自動でグルーピングするメモリーオートグルーピング(MAG)機能
● 使用するバンドだけを表示するVFOバンドスキップ機能
● メモリーチャンネルの情報をワンタッチでVFOに移動するメモリーチャンネルVFO転送機能
● 本格的な広帯域受信:108MHz ~999.995MHz
● クリアで聞き取りやすい3W高音質・大音量スピーカー
● Bluetooth® ワイヤレス運用(オプションのブルートゥースユニットBU-4 、ヘッドセットSSM-BT10が必要)
● フロントパネルセパレート運用に対応
● DTMF付き多機能マイクロホンを付属
● FACC冷却システムによる安定した50Wハイパワー出力 *FACC: Funnel Air-Convection Conductor (50Wモデル)
● 大容量 1100 チャンネルメモリーを装備 (6桁のメモリータグが設定が可能)
標準付属品
DTMF付マイクロホン SSM-85D
本体用ブラケット コントローラ用ブラケット
コントロールケーブル(3m)
USBケーブル
DC電源ケーブル
取扱説明書/保証書
主な仕様
送信周波数範囲: 144 – 146 MHz 430 – 440 MHz
受信周波数範囲: 108 – 137MHz (Air Band)
137 – 174MHz (144MHz HAM / VHF Band)
174 – 400MHz
400 – 480MHz (430MHz HAM / UHF Band)
480 – 999.995MHz
受信方式: ダブルコンバージョンスーパーヘテロダイン方式
電波型式: F2D, F3E
送信出力: FTM-6000 (50Wタイプ) :50W/25W/5W FTM-6000S (20Wタイプ) :20W/10W/1W
外形寸法(W x H x D): 本体 139 x 42 x 132 mm (突起物およびファンを除く) コントローラ 140 x 40.5 x 35 mm (突起物を除く)
重量: 約1.1kg (本体, コントローラ, コントロールケーブル)
FTM-6000 シリーズは、144/430MHz デュアルバンド対応の FM モービルトランシーバーで、108MHz から 999.995MHzまでを連続でカバーする広帯域受信の回路構成、独自の放熱システムによる安定した送信高出力や3W の高音質/大音量など、ベーシックモデルでありながら高い基本性能を備え高品位のアマチュア無線通信を楽しむこと ができます。
使用頻度の高い機能や設定は、『F』キーの長押しでファンクションリストに登録することができ、登録後は『F』キーを 押してダイヤルで機能を選ぶだけの簡単操作。その中で最もよく使用する機能は、専用の 『F1』キーの長押しで割り当 てることができワンタッチ操作で機能を実行することができます。 『F』キーの長押しと 『BACK』キー長押しの組み合 わせで容易に割当ての変更を行うことができます。 このように、優先する機能の出し入れを簡単操作でできる 「E2O-III」は、用途に応じた素早い機能選択が可能で、スト レスのない新しい操作感覚を実現します。 更に、PMG機能やMAG機能、VFOバンドスキップ機能など、最新機能を満載しており快適な通信をサポートします。
プライマリーメモリーグループ(PMG:Primary Memory Group)機能は、専用の 『PMG』キーを長押しして、VFO、メ モリーチャンネルに関係なく表示周波数を簡単に登録することができます。 頻繁に使用する周波数を登録しておけ ば、『PMG』キーのワンタッチ操作で登録された周波数が表示され、ダイヤルを回して希望チャンネルを素早く選択して 交信を開始することができます。
メモリーオートグルーピング(MAG:Memory Auto Grouping)機能は、メモリーしたチャンネルを自動でバンドごとにグ ループ化して呼び出すことができる機能で、メモリーチャンネル運用中に『BAND』キーを押すと順番(ALL→AIR→ VHF→UHF→OTHER)にバンドが切り替わり、選択したバンドのメモリーチャンネルだけを呼び出すのでダイヤルを回 して素早くチューニングすることができます。
また、VFOのバンド選択において使用しないバンドをスキップできる VFO バンドスキップ機能を使えば、使用するバン ドの周波数だけを表示しますのでワイドバンドカバレージでありながらもスムーズなVFOモード運用ができます。VFO でスキップしたバンドの周波数でもメモリーチャンネルに登録した周波数はメモリーモードで呼び出すことができるので、 使い分けることで更に快適な運用が可能になります。
この他にも、手元で主要操作や機能選択ができるDTMF付多機能マイクを標準付属、操作部を外してダッシュボー ド等に設置するフロントパネルのセパレート運用の対応、Bluetooth®ヘッドセットを使ったワイヤレス通信(※)に対応す るなど、快適なアマチュア無線のモービルオペレーションを楽しむことができます。
(※)ブルートゥースを使用するには、オプションのブルートゥースユニット(BU-4)およびブルートゥースヘッドセット (SSM-BT10または市販品)が必要です。